あぶら取紙
「お化粧直しの必需品」
あぶら取紙が流行し始めたのは江戸時代。当時は、「ふろや紙」「貴紙」「鳥金紙」などと呼ばれていました。
「あぶら取紙といえば京都」となったきっかけは、実は映画の撮影所。
太秦に代表されるように、京都では古くから映画の撮影が盛んでした。
長時間になりがちな撮影時、強い照明を浴び続けていると「どうしてもあぶら浮きしてメイクが崩れてしまう」という声が多く、そこで使われるようになったのがあぶら取紙でした。撮影現場では、現在の4倍ほどの大きな紙が愛用されていました。やがて撮影所から、歌舞伎役者や舞妓さんにもあぶら取紙の評判が広まり、携帯に便利な現在のサイズのものが作られるようになりました。
左り馬 あぶら取紙 特製箔打紙
サイズ8.5 × 8.5cm 1冊20枚入り
紙質の良いものを
「あぶら取紙を使うと毛穴が開く」「余計に皮脂を出やすくする」などと言われることがあります。紙質の良いあぶら取紙は吸収性が高く、一回押さえるだけで余分な皮脂だけをサッと吸い取ってくれるので、そのご心配はいりません。
肌表面に浮いた皮脂は、放置すると酸化し、肌トラブルの一因となります。また、化粧崩れの原因になったり、花粉やホコリが肌に付着しやすくもなります。
ティッシュでは押さえる程度にしかならないので、皮脂を取り除きたいならあぶら取紙を使用されることをおすすめします。
あぶら取紙を選ぶ時は、「肌あたりのやわらかさ」「吸収力の高さ」などをチェックし、「左り馬 あぶら取紙」のように、一回押さえるだけで余分な皮脂をきちんと取るものを選びましょう。
左り馬 あぶら取紙 特製箔打紙
サイズ8.5 × 8.5cm 1冊20枚入り
昔ながらのほんまもん
元々あぶら取紙は、金箔を打つ際に使用した和紙「箔打紙」が油分をよく吸うことから生まれた商品です。
金箔作りが盛んだった時代は、この「箔打紙」を使用したあぶら取紙が主流でしたが、金箔を作る職人の数が減るにつれ、見かけることが少なくなりました。
左り馬では、この貴重な「箔打紙」を使用したあぶら取紙 「左り馬 あぶら取紙 特製箔打紙 (とくせいはくうちし)」を取り扱っており、現在に至るまで長年ご愛顧いただいております。金箔を打つ際の何千回もの打圧によって繊維が限界まで砕かれると、和紙はつるっとした質感となり、あぶらをしっかり吸収する上質なあぶら取紙となります。
驚くほどの取れ心地の「左り馬 あぶら取紙 特製箔打紙」は、「一度使うと他のあぶら取紙が使えなくなる!」と熱烈な支持を集めています。
左り馬 あぶら取紙 レギュラーサイズ
サイズ9 × 9cm 1冊20枚入り
金箔打紙製法でつくる
「左り馬 あぶら取紙 特製箔打紙」は、ちょっと贅沢な“ほんまもん”ですが、気兼ねなく使えるタイプのあぶら取紙もございます。
金箔作りと同様に、和紙に何千回もの打圧をかける「金箔打紙製法」という伝統的な製法によって作られている「左り馬 あぶら取紙」は、
- サラッとなめらかで、やわらかな肌ざわり
- 裏表がなく、両面使える
- メイクを崩さずに、浮いてきた皮脂だけをきちんと吸う
など、紙質の良さ・使い勝手の良さにこだわっております。
「金箔打紙製法」で作ったあぶら取紙は、吸収力に優れ、化粧崩れしにくいサラッとしたお肌を長く保つことができます。お化粧直しやお顔のテカリを抑えるといった身だしなみとしてはもちろん、花粉やホコリが皮脂と混ざって肌に付着するのを抑えるなど、すこやかな肌を守るためにもお使いいただけます。
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